http://www.mbs.jp/zenzai/index2.html
バイトの都合でいつも後半からしか観れないんだけど、なんつーかもう「異物」だ、これは。キャスティングした人はセンスがあるというか、もう「外し方」が上手い。主婦女子高生役に誰がピンクの電話を考える?夫役を嶋大輔に選ぶベタさ、こんな校長いるわけねえよと突っ込まずにはいられないキンキンの異様な存在感、夫が池乃めだか、妻が加藤登紀(この人歌手じゃないの?今年のフジロック出てたよね)というアンバランスな夫婦役、マジカル頭脳パワー以来見ていない千堂あきほの登場(少なくと僕はマジカル以来見ていない)。昼ドラでここまで濃厚なキャスト構成になるのは珍しいんじゃないだろうか。ひとりひとりだとなんていうことはないんだけど、配置が絶妙でそれこそ一種のケミストリー(化学反応)が生まれている。夜のトレンディドラマなんか見る必要などない。これさえ観ればお腹いっぱいになること請け合いだ。