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ノロウイルスが今年も流行るみたいです。かくいう僕も２年前に罹ってしまい、地獄の一週間を過ごしました。４０度以上の熱にうなされ、とめどない下痢と吐き気の襲来により１日の半分以上をトイレで過ごしました。地獄甲子園の教頭ばりです。まったくとんでもないウイルスです。たしか一週間で５キロ近く痩せたと思います。
そう、僕は何を隠そう胃腸が弱いんです。すぐにあたります。高校２年のときは卵にあたってしまいサルモネラ菌に冒されました。こいつもなかなか激しいやつです。本当に死ぬ思いをしました。意識が朦朧とし、冗談でもなんでもなく観音様が見えました（何で観音様かわかりませんが）。本当にみなさん気をつけてください！！

本

ギャンブル依存とたたかう (新潮選書)

思うところがあって読んでみた。これは本当に厄介な「病気」だと思う。ギャンブル依存に罹った人は意志薄弱だと思われがちだが、そんなことは全然ない。これは自分で自分のことがコントロールができなくなるれっきとした正真正銘の病気だ。正式な病名は「病的賭博」といいWHO（世界保健機構）でも認定されている。考えてみればギャンブルが制限されていない国は世界中探してみても見当たらないし、非合法のギャンブルが見つかればかなり厳しく罰せられる。ドラッグと同じである。けれども麻薬中毒やアルコール依存症は日本ではある程度認知されているのに、ギャンブル依存は病気だと思われていないのが現状だと思う。そういう認識だから政府も無策であるし、ギャンブル依存に対応している医療施設も少ない。そして何より僕らもそういう人をみれば「意志が弱いダメ人間だ」と決め付けてしまう。もし周りにギャンブルがやめられないという人がいればどうか責めないで欲しい。その人はもしかしたら「病気」なのかもしれないのだから。