nit5952007-01-23

20日…夕方友達と二人でビリヤードに行く。約1年ぶりのプレイは目も当てられないほどひどかった。隣の台でプレイしていた品のよさそうな坊ちゃん然とした若い男に笑われたのが何より悔しく、「よーし、絶対上手くなってやるぞ!」と固く決意したほどだった。3時間遊んだあと、安い定食屋でネギトロ丼食べて帰宅。あと、友達にやりすぎの都市伝説の話をしたら、と学会の話題になり異様に盛り上がった。

21日…「俺は馬鹿だ」と後悔したのが、あとの祭り。卒論提出を明日に控えていたこの日、卒論本体が完成していて余裕をかましていたが、卒論要旨やらバインダーファイルやらタイトルシールやらが必要だったことをすっかり失念していた僕は、それらを書いたり、あるいは市街地まで買いに出かけたりして、バタバタ過ごすこととなった。で、全てが終ったのが午前2時。お疲れ様。

22日…卒論提出日のため福岡へ。午前7時に起床して、途中乗り換えもあってバスでおよそ3時間半かけて登校。正午過ぎ無事に卒論を提出したあと、近くのカレー屋でハンバーグ定食(学割で550円だった)を食べ、再び学校に戻り同じ学科のY君と世間話をして、そのまま夜部屋に泊めてもらう。
この日はとても後悔したことが一つだけあったのだけど、これはあまりにも恥ずかしいことなので書かないことにする。けれども、このことで学んだことは、「よほど自分の意思を貫きたいと思わぬ限り、人の期待には応えるべきだ」という、他人がきいたら馬鹿にするであろうくだらないものだ。

23日…キアブとST君に会う。二人は補講期間中ということだったので、彼らが授業に出ている間はこんなものを図書館で読んでいた。

ブラックジャックによろしく(7) (モーニング KC)

ブラックジャックによろしく(7) (モーニング KC)

きょうの猫村さん 1

きょうの猫村さん 1

キアブに薦められた。この作者はひょっとして天才ではなかろうか。nekoじゃなくてnecoなのだ。onikoじゃなくてonicoなのだ。なんてどうでもいいんだろう。
ナニワ金融道(1) (講談社漫画文庫)

ナニワ金融道(1) (講談社漫画文庫)

なぜ大学の図書館に置いてあるのか不思議だが、そんなことはどうでもよくなるくらい面白い。内容は実にえげつないのに、あまりそう思えないのは、脱力した絵のせいだろう(女が女か男か区別つかんし)。でも金貸しの手口が事細かに描かれているので、読んでみる価値はあります。

夕方キアブと博多でラーメンを食べたあと、キャナルシティの裏側(?)の静かな場所で一服し、天神の出会い橋でサックスを吹いている素敵なおじさんに魅了された。ルイ・アームストロングの「WHAT A WONDERFUL WORLD」をやってくれたときはすごく嬉しくなった。たしかに僕はあのとき「世界は素晴らしい」と思えた。そして、心地いい気分のまま22時半発の佐世保行のバスで福岡をあとにした。